今週の読書 -働かないオジサンの給料はなぜ高いのか-
自分で買って読みだしたものの、
なんだか読みにくい本と、スーッと読んじゃう本ってあるなあ。
なんだか読みにくい本は、途中で放置されてたりしますが。。。
たまに引っ張り出して読みだすこともあるかな。
働かないオジサンの給料はなぜ高いのか: 人事評価の真実 (新潮新書)
- 作者: 楠木新
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/04/17
- メディア: 単行本
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さて、この本は、正直私は、本屋さんで見かけて、
『へ~。こんなのあるんだ!?』くらいにしか思わなかったのですが、
夫君が買ってきて、『面白そうな新書を見つけた!』というので、
夫君が読んだ後に貸してもらいました。
日本は、一度採用したら、とことん活かしきるというようなスタンスで、
『○○ができないからクビ!』なんてことは滅多にない。
そもそも職務として、
- ○○と○○のどの点に関して責任があり
- どれくらい何をするのか?
というような職務範囲について明確に提示されていないことがほとんどな気がする。
暗黙の了解のなかで、みんなで一緒に上手にやっていける人が重宝される。
著者自身がサラリーマンであり、管理職も経験したものの、
今は管理職を辞退し、サラリーマンとフリーランスという2つの仕事を持ち、
自分の生き方に納得しているというところが非常に興味深い。
昭和のモーレツサラリーマンだけが生き方ではないよね。
それだけが人生の成功の尺度ではないはず。
ライフワークに自分が価値を見出してもいいはず。
(もちろん仕事はきっちりやった上でのことだけど)
家族については、この本の中には出てこないのだけど、
私は、欧米と日本でかなり違う家族観は、
仕事の有り方にも関係してると思うので、それはまたいつか。。。