長府散策 其之壱 〜国宝功山寺仏殿〜
長府でお蕎麦☆はつ花
↑お蕎麦が好きなので、お昼ごはんは、だいたいお蕎麦☆
長府に来たら、はつ花さんに寄ります♪
箱根のはつ花さんから暖簾分けされたお店みたいです。
うちのみなさんがざるそばを頼む中、私一人だけ鴨南蛮蕎麦☆
朝のウォーキングの寒さで。。。温かいものが食べたかった!
自然薯の磯部揚げ☆
これを食べてみて、周りのお客さんが天麩羅蕎麦率が高い理由がわかりました。
サクッとしていて、軽くて、なかなかです♡
天麩羅と自然薯がイチオシらしいです。
(メニューや看板にも書いてあったけど)
はつ花
山口県下関市長府侍町1-7-17
083-246-0120
定休日 083-246-0120
国宝☆功山寺仏殿
参道をてくてく。。。
山門の前でポーズする くーちゃん
そう。功山寺の仏殿は、国宝なのです。
山口県には三つの国宝(建造物)がありますが、そのうちの一つがココです。
※ちなみに山口県のあと二つの国宝(建造物)は、
- 下関市一の宮住吉1丁目 住吉神社本殿
- 山口市香山町 瑠璃光寺五重塔
国宝の仏殿は、いつも観れるわけではなく期間中のみ観れます。
法堂&書院はいつでも観れるし、前回観たので今回は仏殿のみ☆
(書院には、五卿潜居の間があり、そこには坂本龍馬の遺言状があるので、こっちもオススメ)
ボランティアガイドさんが丁寧に説明してくれます♪
仏殿内は、写真撮影不可なので、 外からの写真のみです。
↑ちょっと逆光だったのですが、天狗の鼻みたいな柱や小さい四角い柱がわかりますか?
天井が作られているわけではないので、外から見えるこの柱が仏殿の中で、どんな風になっているか観ることができます。
写真がないと伝えにくいですが、釘をつかわず木だけでつくってあり、とっても美しい。
中には千手観音菩薩坐像があり、それをとりまく二十八部衆立像もあります。
千手観音菩薩坐像は檜材の寄木造で、目に水晶が入れてありましたので、平安時代末期以降のものと思われます。
水晶が入っていることで、どの方向から拝んでもお目目がピカッとするので、自分を見てくれてるような感じがするのが不思議です♪
二十八部衆立像も全部残っているわけではないのですが、廃仏毀釈があったのによく残ったな~と思ったり。(23体残ってます☆)
明治政府の中心を薩摩と共に担っていたはずなのに、不思議。
ガイドのおじちゃんに聞いてみると、
功山寺は後醍醐天皇から『金山』という名前をもらったという記録があるらしく、
どうやら昔から天皇や公爵とのつながりが深かったらしい。
そのおかげでなんとか守り抜くことができたのでは?と説明してくれました。
そして、もう一つのそもそもの疑問。
臨済宗だったはずなのに、今は曹洞宗? という疑問。
これは、長府藩の初代 毛利秀元が曹洞宗びいきだったので、お寺のスポンサーになる代わりに臨済宗から曹洞宗に改宗させちゃったらしい。
いっぱい質問してしまったけれど、ボランティアガイドの優しいおじいさんと沢山お話できて 、楽しかったです♡
いつの世でも、スポンサーは必要ですね。。。
其之弐へ続く♪