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百田尚樹さんの本

 『永遠の0』や『海賊とよばれた男』がものすごーく流行っているイメージがある百田尚樹さん。

探偵ナイトスクープのライターをずっとやっていたという経歴から、どんな本なのかな?とずっと興味がありました。

敢えて『永遠の0』や『海賊とよばれた男』以外から読んでみることに。。。
(あまのじゃくかも。。。!?)

 

風の中のマリア (講談社文庫)

風の中のマリア (講談社文庫)

 

 ↑オオスズメバチのマリアを主人公に、オオスズメバチの世界の様子が描かれる。

 

輝く夜 (講談社文庫)

輝く夜 (講談社文庫)

 

 ↑クリスマスの夜に起きる夢のような話の数々。短編集。 

 

モンスター (幻冬舎文庫)

モンスター (幻冬舎文庫)

 

 ↑自分の醜さに悩み苦しみ、英介という一人の男性のために美容整形を繰り返す主人公。

 

 

どの作品も、ブワーッと勢いで読まされてしまう感じで、

目の前にスクリーンがあるみたいな感じで、

さすがテレビのライターさんだなぁと思いました。

ブワーっと読ませられるんだけど、後味は引かない感じ。

個人的には、その世界の後味を味わいたい派なので、

ちょっと物足りない気もしました(@_@;)

でも、一つ一つのテーマへの深い深〜い理解は、

ほんとに凄いなぁ☆と思いました。

特に、風の中のマリアのオオスズメバチの世界は、

まるで専門書を読んでいるかのようでした。

百田さんの本は、このテーマへの深い理解があるからこそ!!

サラリと読ませてしまうところも、

読者の頭の中で映像化させてしまうところも、

百田尚樹さんならでは!!な感じ♡