赤穂浪士は実は老人を襲った武装集団では!?〜元禄繚乱〜
先日の勘三郎さんの追悼番組を録画しておいたものを観ました。
その中で勘三郎さんが大石内蔵助を演じた
大河ドラマ「元禄繚乱」の最終回を観ていて、ふと思いました。
ん???
これって一番悪いのは、浅野内匠頭なんじゃないの?
元禄繚乱は、赤穂浪士の討ち入り事件を題材にした大河ドラマです。
詳しくはコチラをご覧ください→☆☆☆
1999年放送なので、当時 私は高校生でした。
リアルタイムでこの大河ドラマを観ていて、
『吉良さんは、なんてイジワルで悪い人なんだろう!』
と思いました。
が、今になってドラマを見直してみると真逆の印象を持ちました。
『そもそも、殿中で切り付けるなんて、浅野内匠頭が一番非常識。
即刻、切腹になって当たり前。
吉良さんは、悪い人に仕立てあげられて、本当に気の毒。』
で。。。
番組を観ながら、赤穂浪士の討ち入り事件について、もう少し考えてました。
【浅野内匠頭】
・殿中で切り付けるなんて非常識
(お家とり潰しになり、家臣たちが路頭に迷うことを考えていない)
・即日 切腹当たり前
【吉良さん】
・おとがめなしで当たり前
↓ なのに。。。
【幕府】
・正しい判断を下しきれず民意に委ね、討ち入りを黙認。
(実は幕府がわざわざ吉良さんを襲われやすいおうちに移動させていたり。。。
民意の不満の矛先をここに向けたような気もする。中国に似てる(笑))
やっぱり吉良さんが可哀想な気がする。
ちょっと歪んだ解釈なのかもしれませんが。。。(笑)
赤穂浪士の討ち入り事件とは。。。
武装集団47人(赤穂浪士)に老人(吉良さん)が襲われる
という何ともひどい話。
47人の赤穂浪士は、主君がお家とりつぶしになり失職中なわけで、
討ち入り事件は、主君への忠誠もあるとは思いますが、
労働運動的な要素もあると思います。
きっと 大石内蔵助も本当は討ち入りなんてしたくなかったはず。
でも、無職になった藩士たちが勝手に暴走しても困るので、
大義名分を用意して、体裁を整えて、藩士たちのために討ち入りしたのだろうなあ。
その当時の民衆も、本当の事実を見ることはなく、
「こんなご時勢に、主君のためにここまでするなんて偉いねえ」
とか思ったのかなあ。
本や音楽もそうだけど、以前と全く違う印象を持つことがあって、
繰り返し読んだり、聞いたりすることは結構楽しい♪
あ〜 久しぶりにつぶやいた!!
今年もあと少しですね。
大掃除を頑張らねば!!
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